みなさん　こんにちは　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニック　です

余談

2月も中旬に入りまだまだ寒い時期になりますね。当院では最近かゆみに悩まれている患者様がたくさん来院されています。今年は例年よりも花粉症のシーズンが早いそうです・・・！

閃輝性暗点とは？？

みなさんは突然目の前に、「ギザギザした光」や「ギザギザした輪っか」のようなものが視界に現れ、その後に「頭痛」が起こる・・・ということはありませんか？その症状は「閃輝性暗点（せんきせいあんてん）」かもしれません！

閃輝性暗点は「片頭痛持ち」の人に出るといわれており、大きな病気が隠れている可能性もあるため、「閃輝性暗点」の症状が出たら注意しましょう。

閃輝性暗点の症状

閃輝性暗点の症状としては・・・

視界に突然「ギザギザした光」が現れ、時間とともに徐々に大きくなっていきます。光の大きさや時間は個人差があり、だいたい10分～30分、長くて1時間見えることもあります。

「閃輝性暗点」の症状が起こった後には、だいたい「片頭痛」も起こります。「片頭痛」の症状にも個人差はあり、激しい頭痛・吐き気・嘔吐・立ちくらみなどの症状が出ます。多くの方は、1日で治まり寝ると治ったりとしますが、中には2日頭痛が治らない！という方もいます。いずれにしても閃輝性暗点は「片頭痛持ち」の人に多くあります。

光の形・・・ギザギザした光や半円状の光、光の線など

光の色・・・白や茶色、緑、ピカピカ・キラキラ光っているなど

光っている部分の見え方・・・全く見えなくなる、光っている部分が見えにくくなる（うっすら見えている）など。

閃輝性暗点の原因

閃輝性暗点の原因は、ストレス・疲労・食べ物などの「生活習慣」が原因であると考えられており、ストレスが原因の場合閃輝性暗点は、仕事が終わった後や休日などの開放されたときに起こりやすいと言われております。

また、閃輝性暗点は視覚に異常が見えるので、目の病気だと思われがちなのですが、眼球の異常では無く「脳の異常」です！

閃輝性暗点が発生する正確なものは解明されていませんが、脳の視覚情報を処理する部分の血流が一時的に変化（収縮・拡張）することで起こると言われております。

閃輝性暗点の治療法はあるの？

今のところ閃輝性暗点の治療法はないみたいです・・・。基本的に頭痛を伴う閃輝暗点には、片頭痛に服用する痛み止めや、最近では注射の治療も始まっているそうです。

閃輝性暗点の頻度が少なければ脳の一時的な低下として考え様子を見ますが、頻繁に毎日起こる・頻度が急に増えた、などの場合は脳に異常がある場合があるので自分で判断・放置せずに早めに神経内科、もしくは脳神経外科で見てもらいましょう！

最後に

他にも緑内障の早期発見•早期治療やお子さまの視力低下の回復にも努めておりますので、何か気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。

以上　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックでした