皆さまこんにちは　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックです

余談

本日、1月23日は『花粉対策の日』だそうです。「春の花粉対策は1月・2月・3月がポイントである」ということと覚えやすいという観点から、花粉問題対策事業者協議会が制定したものです。

今年も花粉症シーズン到来ですね。敏感な方は既に反応しており、当クリニックでも点眼や内服・点鼻薬による治療を開始しております。また花粉症についてのブログも投稿させていただきますので、お待ちいただければと思います。

最近肩こりはございませんか？～眼精疲労と肩こりの相互関係～

皆さん最近肩こりにお悩みではございませんか？肩こりは近年、年齢を問わず多くの方が悩んでいる症状です。

肩こりに悩んでいらっしゃる方は加えて眼精疲労の症状がある方が多くみられます。

肩こり・眼精疲労を引き起こすメカニズム

☆肩こり☆

ある一定の姿勢をしている際に首から背中にかけて無意識に筋肉が緊張してしまい、その状態で凝り固まってしまう症状

☆眼精疲労☆

ある一定のものを見続けたり酷使したりすることにより、眼の筋肉が凝り固まってしまう症状

どちらにも共通して言えることですが“自律神経の乱れ”が関係しています。自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立っています。簡単に申し上げますと「交感神経」は動く神経、「副交感神経」は休む神経という役割です。この2つの神経のバランスが崩れてしまうと自身のコンディションもさまざまな面で不調になってしまいます。

原因は？

・スマートフォンやパソコンなどの端末機器の使用

・日ごろの姿勢（猫背，前傾姿勢）

・ストレス

・寒さ　　　　　　　　　　　　など

“寒さ”についてですが、今の季節に考えられるひとつの要因として書かせていただきました。皆さん『寒い！』と感じた際に自然と身体が縮こまってしまうことはございませんか。その状態が続くと筋肉が緊張した状態で凝り固まってしまうので、肩こりや眼精疲労の原因になる可能性もあるのです。

改善策は？

先ほども書かせいただきましたが、神経のバランスを良好に保つことで症状も緩和されます。皆さんそれぞれの生活スタイルがあると思いますので、原因として考えられる要因に対して対策をしていく必要がございます。

ほとんどの方の神経のバランスが「交感神経＞副交感神経」という状態であると考えられます。そのため、ご自身を休ませてあげる時間が必要になってきます。お忙しい方もいらっしゃると思いますので、簡単には申し上げにくいのですが以下のようなことをしてみると少しは楽になるかもしれません。

・しっかり睡眠をとる

・ストレッチで身体をほぐす

・入浴する

・目や首，背中を温める（アイマスクを購入する，タオルを濡らして電子レンジで温める　など）

肩こりと眼精疲労の相互関係

眼も肩も自律神経が関係していることから眼精疲労によって肩こりを引き起こしている場合もあれば、逆に肩こりによって眼精疲労を引き起こしている場合もございます。このように相互関係があるためどちらの症状にもお悩みの方が多い傾向にあります。

最後に

眼精疲労も肩こりも重症に感じない方もいらっしゃるかもしれませんが症状が深刻な状態になってしまうと、頭痛や吐き気・めまいなど生活に支障が出るレベルにまで進行してしまいます。少しの不調でも我慢せず、眼科や整形外科を受診してください。

当クリニックでは眼精疲労に対する点眼薬の処方や超音波マッサージをおすすめしております。

その他にも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下の回復、アレルギー治療などにも努めておりますので、気になることがございましたらお気軽にご来院ください。

以上　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックでした