2026.03.09 視力低下緑内障
目がかすむ・視野が欠けて見える・健診で「視神経乳頭陥凹拡大(疑い)」と言われた。そのままにしないで眼科へ受診を!〜世界緑内障週間👀🗓️〜
皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです。
目次
緑内障とは?
緑内障は失明原因1位でもある病気です。完治することはなく、現在の医療では点眼で進行を遅くすることが最善の治療法になります。40歳以上の20人に1人はは緑内障と診断されています。
また、初期は自覚症状がないため、自分では気が付きにくいことも注意しなければなりません。つまり、自覚症状が出てから眼科を受診した場合、既にかなりの進行状態であると言えます。
どんな人がなりやすいの?
- 40歳以上の方(特に女性)
- 糖尿病・高血圧の方
- 近視が強い方
- 人間ドッグなどの健康診断で『視神経乳頭陥凹拡大(疑い)』と指摘があった方
- “緑内障”と診断されたご家族がいる方
- ステロイド薬を普段から使用している方
近視が強い方は下記のように緑内障などの大きな病気になるリスクが高まります。

当院ではこのようなリスクを踏まえ、緑内障の早期発見・早期治療と同時に開院当初から約30年お子さまの近視治療にも力を入れております。
緑内障についてもう少し教えて!
眼圧との関わり
緑内障は眼圧と深く関わっています。眼圧の数値は10mmHg~20mmHgが正常値と言われています。眼圧の数値が高い状態が続くと目の奥の視神経がダメージを受け、緑内障の進行を後押ししてしまいます。
そこで眼圧を下げる効果のある点眼薬を使用し、進行を抑制するのです。
ただし、日本人のほとんどは正常眼圧緑内障で、眼圧が正常値であっても緑内障の場合もあるので安心はできません。
ここが血液検査とは違うところです。正常範囲の眼圧であっても緑内障と診断された場合は、点眼でさらに眼圧を下げる必要があります。
例えば、初診時に眼圧が12mmHgであった方が検査の結果、視神経にダメージがあると診断された場合は点眼によって9~10mmHg程度に下げる必要があるということです。
一般的な指標の正常の範囲の12mmHgであったとしても、その患者様にとってはまだ高い数値であるということになります。
自覚症状がないため、途中で治療をやめてしまう患者様も多数いらっしゃいますが、いつの間にか視野が欠け、車の運転もできなくなり、最悪の場合は失明に至ります。
自己判断は決してせず、医師の指示通り、定期的な検査・診察・点眼を続け、決して途中でやめてしまうことのないようにしてください。
ご自身の目を守るため、一生続く治療だという覚悟が必要です。
何か対策はないの?
当院では開業当初から約30年、緑内障の早期発見・早期治療に力を入れて診療を続けて参りました。
サプリメント💊
近年、さまざまな病気に対してサプリメントが有効的であると言う話題が学会で多く取り上げられています。緑内障もその一つとして報告されています。
緑内障の発症や進行の原因の一つとされる“酸化ストレス”が関わっていることが研究によって報告されています。当院で取り扱っているサプリメントは松樹皮エキス・ビルベリーエキスの含有率が非常に大きく、抗酸化作用があり、酸化ストレスを減らす作用があります。その他にも網膜の保護や血流促進効果があるので、緑内障の予防を含めた進行抑制に効果があります。
また、眼精疲労や美肌にも効果があるので緑内障の日常的な対策をしながら他のケアもすることができ、健康を維持することが期待できます。
もちろん、点眼治療と同じように長期的に飲み続けることで効果が期待できるので、自覚的な実感はないかもしれませんが継続することが大切です。
点眼治療💧
緑内障は眼圧を下げることが進行抑制の最善の治療になります。
主に点眼治療になります。まずは1種類から始めます。その後、進行が診られた場合は医師の判断により2種類・3種類と増えていきます。
緑内障の点眼薬もさまざまな種類があるので、患者様の生活スタイルや目薬との相性なども診て処方致します。
緑内障の治療として点眼で眼圧を下げ、サプリメントで視神経のダメージを抑えることをお勧め致します。
手術💉
点眼治療でも眼圧の降下が診られず進行傾向にある場合はレーザー治療や手術で眼圧を下げる治療を行うこともございます。
⚠︎あくまでも進行を抑制する治療法であって完治する治療ではございません⚠︎
皆さまに伝えたいこと・緑内障治療で大切なこと
緑内障は早期発見・早期治療できれば生涯失明することなく過ごすことができます。定期的な受診と毎日の点眼治療がとても重要になります⚠️‼️
開院から約30年多くの緑内障患者様を診てきましたが、早い方で10代で緑内障になった患者様もいらっしゃいます。先ほど『40歳を過ぎたら…』と言うスローガンがありましたが、40歳以下の方も緑内障になる可能性は“ゼロ“ではありません。特に近視の強い方は緑内障になるリスクが高いので、定期検診を受けていただくことを強くお勧め致します。
また、途中で通院を辞めてしまい、久しぶりにいらしたら残念ながら緑内障が進行しており悔しい思いをしたといったこともあります。
定期的な通院が難しかったり面倒に感じたりするかもしれませんが、上記にようになってからでは取り返しがつきません。
1人でも多くの患者様が生涯、緑内障で大変な思いをされないように過ごしてほしいと言う思いから治療を提供していることをご理解いただきたいと思います。
緑内障治療の流れは?
当院で行なっている緑内障治療についてご紹介致します。
⭐︎緑内障診断時⭐︎
点眼処方に加え、医師から患者様の緑内障の進行状況(初期or中期or後期)が書かれた用紙・緑内障に関するパンフレット・受診毎に眼圧を記入する眼圧カードがお会計時に渡されます。診察後には患者様ご自身に緑内障を詳しく知っていただくための動画(約10分)を観て理解を深めていただきます。
⭐︎経過観察時⭐︎
緑内障の経過をしっかりを診ていくには定期的な精密検査も欠かせません。精密検査は視野検査と眼底検査を行います。患者様によって間隔は異なりますが、3ヶ月〜6ヶ月に1回各検査を受けていただき経過観察していきます。進行状況によって間隔を早める場合もあります。
気をつけることはあるの?
結論から申し上げると日常生活で気をつけていただくことはありません。これまでの生活と同じように過ごしていただいて構いません。
毎日の点眼を欠かさず行なってください。
世界緑内障週間
今年は3/8(日)~3/14(土)の期間、世界緑内障週間として全国の各施設でライトアップが行われています。
ここ、名古屋でも栄のテレビ塔が緑色にライトアップされます🗼🟢
『40歳を過ぎたら眼の定期検診を!』をスローガンに行われているので、該当される方はこのイベントを機に一度検診を受けていただくことをお勧め致します!
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当院では緑内障の早期発見・早期治療の他にもお子さまの視力低下に対する近視治療やアレルギー治療などにも努めておりますので、目に関することで気になることがございましたらお気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。
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