2025.03.24 コンタクト角膜潰瘍コンタクトドライアイ・眼精疲労花粉症・アレルギー
花粉症シーズン🤧目を強く掻くと角膜びらんになってしまうかも?!


皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
余談
ついに花粉症の季節がやってきましたね🤧
当院でも目がかゆい、鼻水鼻詰まりがひどく診察に来る方がとても多くなりました。
目や鼻の症状だけではなく、喉のかゆみや肌荒れしたりなど辛い季節ですね。
体調管理も大切ですがマスクをするなど花粉症対策も心がけましょう😷
角膜びらんとは
角膜(黒目の部分)の表面が浅く傷つき、擦りむいた状態です。
目がかゆい時ついつい強く目を掻いてしまう方が多いかと思いますが、強く掻いてしまうことによって角膜びらんを引き起こす可能性が高くなります。
ドライアイの方もひどい乾燥によって角膜びらんになりやすいので注意が必要です。
症状
•ゴロゴロとした違和感
•充血
•痛み(目が開けられないほどひどい場合もあります)
•涙が止まらない
•まぶしい
•見にくい
などの症状が特徴です。
角膜びらんを放置していると
角膜びらんは感染症を引き起こす危険性が高まるため、菌に感染してしまうと角膜潰瘍になってしまいます。
角膜潰瘍は角膜びらんと似たような症状があり、痛くて開けてられないこともあります。
コンタクトを普段使用している方も角膜潰瘍になりやすいため注意が必要です。
治療方法
抗菌点眼薬や抗炎症薬などの点眼薬を使用したり、角膜と瞼の間に眼軟膏を注入し目の保護をします。
場合によっては保護用のソフトコンタクトレンズを装着することもあります。
まとめ
目を掻くことによって一時的に痒みが治ったりしますが、角膜びらんになるなど症状が悪化することがあるため目を掻くことはなるべく控えましょう。
ドライアイの方やコンタクトを使用している方は、特に角膜びらんになりやすいため注意が必要です。
かゆみや目の痛みなど症状が出てきたらひどくなる前に医師に判断してもらい症状にあった薬を処方してもらうことが大切です。
薬を使用し自己判断で薬の使用を中止してしまうと、かえって悪影響を与える可能性があるため必ず医師の指示に従って使用しましょう。
最後に
当院ではその他にも、子どもの近視治療、緑内障の早期発見・早期治療などにも努めております。目に関することで気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。