2025.06.30 角膜潰瘍白内障視力低下
日焼け対策していますか?⛱️🕶️👒



皆さまこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです。
日焼け対策していますか?⛱️🕶️👒
今年は梅雨入りしたかと思えば、猛暑の晴天日が続き、気象も年々変わってきているなと感じます。
朝から日差しもかなり強く、目の奥まで刺すような光が照りつけています。
皆さま各々、紫外線や日焼け対策に特に慎重になる季節かと思います。お肌への対策はもちろんですが、目への対策も大切です。
目も日焼けします👀☀️
日焼けは肌だけだと思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。実は目も肌と同じように日焼けします。
長時間、日差しの強い場所で過ごしていると太陽を直接見ていなくても、地面や建物からの跳ね返りで光を浴びています。
対策をせずにそのまま過ごしていると、目の角膜がダメージを受けてさまざまな症状がみられるようになります。
どんな症状が出るの?📝✅
※日本眼科医会イラスト引用
雪目/雪眼炎
○充血やゴロゴロ感
○目が開けられないほどの痛み
○涙が出る
○視力低下を感じる
○目のかすみやまぶしさを感じる
ダメージの度合いによってみられる症状は異なりますが、光を浴びてから約半日後に発症します。
傷病名に“雪”という漢字が入っているので鋭い方はお気づきかもしれませんが、この症状は冬にも起こり得ます。ウィンタースポーツを行う場面では特に雪目になりやすいので、注意が必要です。
景色を楽しみたいから、眩しくないからと言う理由でゴーグルを外して過ごしていると発症しかねないので、紫外線対策のためにもゴーグルはしっかり着用するようにしましょう!
白内障
白内障は年齢を重ねると誰にでもみられる病気です。よく使われる例えのひとつに“白内障は歳を重ねると白髪が生えてくるのと同じ”というフレーズがあります。
『紫外線と白内障は関係しているの!?』と思われる方も少なくないと思います。実は白内障になる原因の約2割は紫外線によるものです。
カメラのレンズにあたる“水晶体“と言う部分に吸収→蓄積され、水晶体のタンパク質が白く濁ることにより白内障を発症します。
翼状片
三角形の形をしている半透明の結膜が角膜(黒目)の部分にも侵入してしまう症状です。角膜(黒目)の中央部分にまで進出してしまうと視力への影響が出る為、除去する手術を行う必要があります。
長時間、太陽下にいることが多い方がなりやすいとされていますが、原因は分かっていません。
また、再発しやすい症状でもあります。
対策グッズを使いましょう❗️
上記の症状にならないようにする・発症を遅くする為には日頃から日焼けや紫外線対策をすることがとても大切です。
サングラス(UVカット有りが理想)や帽子、日傘を有効活用して対策をしていただくことをお勧めいたします。
紫外線は空から浴びるだけではなく、地面から跳ね返った光からも浴びています。晴天日に外にいる際は特に注意するようにしましょう⚠︎
目を潤しておくことも対策のひとつです👀💧✨
涙は“活性酸素を分解して洗い流す“という役割を果たしています。この働きにより、目が潤うので保護され、紫外線による炎症も起こりにくくなります。
デスクワークが主流の今、多くの方がドライアイになりやすい傾向にあります。すでにドライアイ症状があり、お悩みの方も点眼治療などでこれ以上症状がひどくならないように対策をしましょう。
また、当院では厚生省から唯一認可を受けたルミナス社の”OptiLIGHT M22“という機械を使ったドライアイにも効果のあるIPL光治療も行っております。治療を受けた方からは1回でも効果がみられたなどのお声をいただいており、満足度の高い治療法です。ご興味がありましたらぜひチェックしていただければと思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。紫外線は身体のいたるところから吸収され、影響を及ぼすことがわかりましたね。
目は替えがききません。生まれ持った大切な目を少しでも長く健康に保つためにも日頃からケアをしていきましょう👨⚕️
当院では緑内障や白内障の早期発見・早期治療、お子さまの視力低下治療、アレルギー治療などに努めております。その他にもドライアイ治療などにも努めておりますので、目に関することで気になることがございましたらお気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。