2020.08.17
姿勢が視力低下と関係している!?
みなさんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです。
皆さんお盆はいかがお過ごしでしたか。例年とは異なる過ごし方をした方も多くいらっしゃると思います。最近は猛暑日が続いています。熱中症とコロナとでいつも以上に対策が必要な夏ですが、頑張って乗り越えましょう。
さて、多くの学生さんが今日から学校ですね。課題がたくさん出され、日々机に向かっていた方が多いかと思います。そんな学生の皆さん、勉強をする際の姿勢はいかがですか。背中が丸まって猫背になっていたり、いつの間にか顔が手元の近くに来ていたりしていませんか。そんな姿勢で長時間勉強をしていると、体がゆがみ、姿勢が悪くなるだけではなく、視力低下にもつながります。最近、当クリニックに視力低下でご来院される患者さんの多くは、先生から「姿勢に気をつけましょう」と言われています。特に小学生・中学生のお子様に多くみられます。まだ小さいお子様には難しいかもしれませんが、姿勢が崩れないように自分自身で意識することも大切です。座るときは姿勢をまっすぐに保つことや、肩の力を抜き、リラックスした姿勢で勉強することなど、少しでも意識してみると変わってくるのかもしれません。また、自分自身で意識するほかにも、机といすの高さも姿勢に反映されます。机といすの高さがあっていないと姿勢が崩れやすくなり、肩の力も入りやすくなります。勉強を始める前に机といすの高さの調節を行うことも大切です。もし、椅子の高さが調節できないものの場合はタオルなどを活用して調節するとよいと思います。
姿勢に伴う視力低下については勉強中に限らず、スマートフォンを見ているときや仕事でパソコンなどを長時間使用している社会人の方にも言えることです。仕事や勉強に集中してしまうと休憩することも忘れて、つい長時間作業をしてしまいがちですが、首を前に出した前傾姿勢は肩や首、眼や周囲に大きな負担をかけます。自分自身の大切な眼を守るためにも、適度に休憩を入れ、軽いストレッチなどを行うとよいと思います。
それでも視力低下やかすみなどが気になる方はぜひ当クリニックへご来院ください。眼に負担がかかり疲れていたり、パソコンやスマートフォンの見過ぎが原因でドライアイを併用しているかもしれません。お子様の場合は目薬の処方のほかに視力回復トレーニングをさせていただいております。大人の方の場合はお子様と同様に目薬の処方のほかに、超音波マッサージをお勧めすることもございます。また、当クリニックでは視力低下のほかにも、緑内障の早期発見・早期治療にも努めておりますので、何か気になることがございましたらお気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。