皆さんこんにちは　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックです。

初日の出が見たい！太陽は直視しても大丈夫？🌅

皆さん初日の出を見る予定はございますか？私は毎年チャレンジしてるので、今年も見に行きたいなと思っています。

そんなめでたい初日の出ですが、太陽は太陽です。綺麗さを求めると肉眼で見たい👀✨となるかもしれませんが、太陽は直視すると目に刺激を与えます。

今回は初日の出に関わらず太陽を見るときの注意点についていくつかご紹介できたらと思います。

太陽を直視してはいけない理由☀️

まず初めに目の中の作りについてご説明します。

目をカメラになぞらえて表したイラストがありますのでこちらをご覧ください👨‍⚕️↓↓↓↓

網膜はカメラで言うと『フィルム🎞』にあたります。フィルムが焼けてしまうと写真が映らなかったり修復が必要になったりします。

目も同じように網膜が焼けてしまうと何らかの症状が出たり最悪の場合、失明してしまうこともあります。

太陽の光は目にとってとても刺激のある光のひとつです。最悪の状態にならないためにも直視はしないようにしましょう！

「日食網膜症」という症状があります！

上記にも少し記載しましたが、日光などの強い光や熱を浴びた際、網膜が火傷をしたような状態になり目に支障がでるものです。

どんな症状がでる？

• 充血
• 目の痛み
• 視力低下
• めまい
• 中心暗点(下記にて詳しく記載します)　　　　　など

※これらの症状は時間が経過してから表れることが多いです。場合によっては数日後に症状が表れることもございます。

中心暗点とは？

名前の通り中心部に暗点があり視力や視野、色覚にも支障を与える症状です。失明にも繋がり得る症状です。

日食網膜症になってしまったら治るの？

現段階では有効な治療法はありません。眼科に通院しながら自然治癒を待つことになります。

症状の重さによって治癒までの時間は異なります。

対策法は？

日光の下ではサングラス🕶や帽子🧢などを活用し、目への刺激を減らすようにしましょう。

また日食観察する場合は日食用のサングラスを活用するようにしましょう。

まとめ

目は替えがききません。一生ものです。目を健康な状態で保つためにも綺麗だからと頑張って見ることは避けましょう。

当院では緑内障の早期発見・早期治療、お子さまの視力低下の回復などに努めております。

目に関することで気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。

皆さん年末年始いかがお過ごしでしょうか。あと2日で2024年も終わってしまいますね。皆さんにとって今年はどのような一年でしたか。

今年も当院へご来院いただきありがとうございました。来年も引き続き患者様お一人おひとりに寄り添った診療ができるよう、スタッフ一同努めてまいります。

それでは良いお年をお迎えください😊

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。