2025.04.21 コンタクトドライアイ・眼精疲労視力低下視力回復トレーニング
メガネを作るタイミングっていつ?


みなさん こんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック です
余談
新学期が始まり3週間が経ちました。新しい生活に少しずつ慣れ始めた頃ですが、黒板などが見にくいという事はありませんか?
“見えづらい”と感じたら、メガネデビューのタイミングかもしれません。とはいえ、初めてのメガネの作成には戸惑う人もいるでしょう。今回は、そんなメガネデビューを控えた人に向けて、メガネをかけるべき理由や視力の目安を紹介します。
メガネをかける理由
視力が低下しても、メガネをかけることによって正しい目の使い方ができます。逆に視力が悪いのにメガネをかけないと、はっきり見えないまま生活することになってしまいます。
また、正しい度数のメガネを使うことで、目の疲れやすさを軽減できます。視力が低下してきたら、目のためにもメガネをかけるようにしましょう。
メガネデビューする視力の目安
0.7以上の視力の方
1.0以上の視力は、日常生活に支障がないくらい見えているため特にメガネの必要はありません。0.7から0.9の視力も日常生活を送るのに問題ない視力ですが、遠くの文字がにじんで見えるなど見えにくく感じる人もいます。その場合は、見えにくい時のみメガネをかけるなどの対処をしましょう。
0.3〜0.6の視力の方
家庭用の乗用車を運転する場合、運転免許証の視力条件は両目で0.7以上かつ片眼で0.3以上ないといけません。視力がそれ以下の場合、メガネもしくはコンタクトが必要になります。日常生活に支障がない場合は、メガネが必要な時だけ使用する方法もあります。
0.2以下の視力の方
視力矯正せずに日常生活を送れるのは0.3までと言われています。裸眼だとかなり見えにくいため、メガネを常用した方が良いでしょう。また近視でなくても、生活環境や目の疲れ具合、乱視や遠視などでメガネが必要なケースもあるため、まずは眼科などで検査をするのがおすすめです。
視力に影響がなくても、眼に治療が必要な病気(緑内障・初期の白内障など)が見つかる事もあり、少しでもあかしいと感じる事があれば眼科の診察を受けましょう。
まとめ
視力の低下や生活環境などメガネをかける理由は人それぞれです。購入の流れや選び方を参考にお気に入りのメガネを見つけましょう。メガネデビューをして、快適な生活を過ごせるようにしましょう。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
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