皆さまこんにちは　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックです

余談

本日、8月22日は『金シャチの日』だそうです。金シャチと言えば、私たちが住む名古屋市にある名古屋城天守閣ですよね。名古屋市の市章が“まるはち（8）”であることから8月になり、数字の2がシャチホコの形に似ていることと、天守に2体飾られていることから22日になったそうです。お城好きの方はよく行かれるかもしれませんが、地元の人は地元の観光名地にはあまり行かないものです。残りわずかの夏休み、近くで楽しみたいという方はぜひ名古屋城に行かれてみてはいかがでしょうか。今日は何かイベントが開催されているかもしれませんね。

秋花粉到来です

あと1週間ほどで8月も終わり、9月に入ります。9月はまだまだ夏の暑さの残る季節ですが、四季の中で言えば“秋”に分類されます。秋は四季の中でも比較的過ごしやすい日が多いように感じます。そんな季節にやってくるのが厄介な秋花粉です。今回は春花粉とも比較しながらご紹介できたらと思います。

秋花粉の特徴

春花粉は皆さんもご存知かと思いますが、スギやヒノキなど大きな木からなる胞子が主なアレルゲンです。一方の秋花粉は道端や公園に生えている雑草が主なアレルゲンになります。

春花粉との大きな違いのひとつとして花粉の粒子の大きさが小さいことが挙げられます。粒子の大きさが小さいということは体内に吸収されやすいということになります。そのため、秋花粉は喘息などの気管支に影響を及ぼす場合もございます。もちろん、アレルギーの基本的な症状であるくしゃみや鼻水・鼻づまり、目のかゆみ、皮膚の荒れなどもございます。

秋花粉の代表的な品種はブタクサやヨモギなどが挙げられます。

🌱ブタクサ

ブタクサはキク科に分類され、繁殖力がとても強い一年生植物（※以下に説明あり）です。ブタクサはいわゆる外来種で明治時代初期に日本へ渡ってきたとされています。高さは30㎝〜120㎝と大きいものだとお子さまの身長と同じくらいまで成長する場合もあります。オオブタクサという300㎝も高さのあるブタクサもあるそうですよ。（※1 一年生植物：種子から発芽→開花・結実→種子を残して枯死するサイクルを1年以内に行うもの）

🌱ヨモギ

ヨモギもキク科に分類され、こちらも繁殖力が強い多年生植物です（※2 以下に説明あり）。日当たりの良い場所を好む特徴があります。ヨモギは食用としても使用されるためご存知の方も多いかと思います。また、古くから薬草としても効果を発揮し、鍼治療や止血薬として使われるそうです。食用としても薬剤としても活躍するまさに万能植物ですね。高さは50㎝〜100㎝ほどあります。（※2 多年生植物：茎や根などを残し、毎年茎や葉を成長させるもの）

対策方法

・マスクや花粉症用メガネの着用

・帰宅後は玄関先で花粉をはらうようにする

・手洗い、うがいをする

・空気清浄機を使用する　　　　　　　など

基本的な対策をしていただければ良いかと思います。先ほども書いたように秋花粉は花粉の粒子の大きさが小さいので、マスクをしていただくと重症化しにくくなるのではないかと思います。また、秋花粉は飛散距離が数メートルなので生息しているような場所に立ち入らなければ花粉も浴びにくくなります。花粉シーズンに入る前に近所の花粉が飛散しそうな場所を確認しておくことも１つの対策として良いことかと思います。

最後に

当クリニックではアレルギー治療のほかにも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下の回復などにも努めております。目に関することで気になることがございましたらお気軽にご来院ください。お待ち致しております。

以上　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックでした