2025.09.08 角膜潰瘍睫毛乱生症ドライアイ・眼精疲労視力低下
目がゴロゴロ、チクチクして痛い😵その原因って?


皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
普段ゴロゴロしたりチクチクしたりすることはありませんか?
その原因はマイボーム腺機能不全によるドライアイ、流行性角結膜炎、まつ毛など様々な要因が考えられます。
瞼の脂腺の詰まりによるドライアイが原因で症状がより強く出てしまう方が多くみられます。
当院では最新のドライアイ治療機器(ルミナス社製のIPL M22)を導入しており、マイボーム腺機能不全に対するIPL光治療を行うことができます(予約制)。上記のような症状がある方はお気軽にお越しください。
IPL光治療について詳しくはこちらをご覧ください💁♀️
流行性角結膜炎とは綿棒で目の粘膜をこするという簡単な検査で、結果も10分程度でわかります。
感染する病気なので早めの診断・治療が重要です。
当院ではその場ですぐ検査が行えるよう常に検査キットを常備しております。
陰性証明も発行できます。
流行性角結膜炎についてのコラムもありますので詳しくはこちらをご覧ください💁♀️
ご予約はこちらから🏥
そのほかの原因としてまつ毛も考えられます。
まつ毛は抜けて目に入った時と、生えたまま目に当たって痛い時があります。
まつ毛も髪の毛と同じで生え変わります。
そしてまつ毛の生え方も人によっては内側に生えてきてしまい目にチクチクと当たって傷つけてしまうことがあります。(逆まつげ)
逆まつげとは本来外側に向かって生えますが、眼球に向かって内側に生え、眼球の表面に睫毛が当たってしまう病気です。
治療法は眼科を受診し(月一回程度)、まつ毛を抜く処置をします。目薬による角膜の治療が必要となる場合もあります。
当院では専用のピンセットを使いその場で睫毛抜去の処置が行えます。
お困りの方はこちらから予約が簡単にできます👀
逆まつげには大きく分けて以下の3種類に分けられます。
眼瞼内反症
瞬きをする度にまぶた自体が眼球の方を向き、まつ毛も内側を向くことです。
主に遺伝や加齢によって筋肉や皮膚がたるむことが原因です。
睫毛内反
まぶた自体は外向きだが、下まぶたの皮膚や皮下脂肪が盛り上がりまつ毛が内側を向くことです。
乳幼児に多くみられ4〜5歳になると顔の脂肪が変化し治ることもあります。
睫毛乱生
眼瞼の向きや大部分のまつげは正常だが、一部のまつげが眼球に向かって生えている状態です。
まつ毛の周囲で起こった炎症後の傷跡などが原因でまつ毛の生える方向が内側を向いてしまうことがあります。
逆まつげを放置してしまうと
軽い症状だからと放置しておくと、知らず知らずのうちにまつ毛が角膜を傷つけ、最悪の場合、視力の低下や角膜の傷から感染症を引き起こすことがあります。
まつ毛をご自身で抜いてしまう方がいますが、専用の器具を使用し、正しい処置をしないとうまく抜くことができず、かえって毛穴からの感染者のリスクを高めてしまいます。
当院に通っている患者さんも違和感があり毎月抜いてもらう方や「チクチク当たって痛いから早めに来た」という方もみかけます。
放置して悪化してしまう前に受診することが大切です。
逆まつげ以外にもドライアイが原因かも?!
今回は逆まつげについて詳しくお話ししましたが、ゴロゴロ、チクチクする原因はドライアイや流行性角結膜炎など様々です。
原因を見つけるためにもしっかり受診しましょう。
その他の症状でも乳幼児から高齢の方まで対応しております。お困りの事がありましたらお気軽にご来院ください。
ご予約はこちらから簡単にできます🏥
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。