2025.04.14 コンタクト花粉症・アレルギー
まだまだ花粉症は続く🤧花粉症対策にはどんな薬があるの?!


皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
余談
4月になりまだまだ花粉症が辛い季節ですね🤧
スギ花粉が多かったのが今度はヒノキ花粉がメインになってきました。
風の状態によってヒノキ花粉が数km〜数十kmも遠くに飛ぶため近くにヒノキの木が無くてもアレルギー症状を引き起こすためまだまだ対策を続けましょう。
花粉症対策はどんな薬があるの?
花粉症対策は症状に合わせて薬が処方されますが、当院では目薬だけではなく鼻水や鼻づまり、全体的な症状にも効果がある点鼻薬や、飲み薬を処方しております。
点鼻薬や飲み薬は耳鼻科や内科で処方するイメージがあると思いますが眼科でも処方を行なっております。
花粉症対策の薬の種類
目薬
•オロパタジン
•クロモグリク
•エピナスチン
この3種類の中から症状に合わせて目薬を処方します。この他にも症状がひどい場合は、ステロイド点眼液や免疫抑制点眼液もあります。
クリーム
•アレジオンクリーム
何回もさす点眼液とは違い、1日1回まぶたに塗布するだけで有効成分が浸透し効果が長持ちします。
特にコンタクトレンズを使用している方や点眼を嫌がるお子様、点眼が難しいお年寄りの方には使いやすいのが特徴です。
アレジオン眼瞼クリームについてはこちらをご覧ください💁♀️
飲み薬
•ロラタジンOD錠
•エバスチンOD錠
全身的な症状に効果的ですが目のかゆみがひどく強い方にも処方することがあります。
どちらもOD錠なので口の中で溶けるようになっています。
水無しで飲めますので、飲み薬が苦手なお子様でも簡単に飲めます。
点鼻薬
•エリザス点鼻粉末
•フルチカゾン点鼻薬
鼻水、鼻詰まりに効果的です。
年齢に応じて薬の強さが違うのでフルチカゾン点鼻薬は15歳未満の方に処方し、エリザス点鼻粉末は15歳以上の方に処方します。
どの薬も使いやすい!
目薬は1日に2〜4回使用しますが、クリームや飲み薬、点鼻薬は1日1回使用することで24時間効果が続くので無理なく使いやすいです。
点眼液よりもアレジオンクリームのほうが使用する回数が少ないため人気がありますが、中には点眼液のほうが使用感が実感できるなどそれぞれ好みがあったり、個人差で効果が実感できるできないもありますので眼科医と相談しご自身に合った薬を処方してもらいましょう。
まとめ
花粉症は目や鼻だけではなく皮膚など体全体に症状がでてきます。
日頃からマスクをつけたり保護用のメガネをつけたりすることで悪化するのを防ぐことができます。
ワセリンを鼻の入り口付近や目の周りに塗ると花粉が粘膜に付着しにくくなるため、鼻水やくしゃみ、目のかゆみを和らげることができます。
まだまだ花粉症は続きますので症状が軽くなっても自己判断で薬の使用を中止せず、定期的に診察することがとても大切です。
最後に
当院ではその他にも、子どもの近視治療、緑内障の早期発見・早期治療などにも努めております。目に関することで気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。