皆さんこんにちは　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックです

余談

あけましておめでとうございます🎍

ついに2025年になりました🐍

今年もスタッフ一同笑顔で皆さまをお迎えし、患者様一人ひとりに寄り添った診療をさせて頂けるよう心がけて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、お正月はお酒やおせちなど美味しい料理がたくさんありますね。ついつい食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまいます。特に血圧や血糖値が高い方は暴飲暴食によって目にも影響がでてきます。

今回はどのような影響、病気があるのかお話ししていきます👀

血圧や血糖値は目に関係あるの？

暴飲暴食や偏った食事、飲酒によって高血圧や糖尿病を患っている方は数値が高い状態が続くと、高血圧性網膜症といい網膜の血管や神経に負担がかかり、むくみ(浮腫)や血管が詰まって出血が起きやすくなります。

糖尿病の方は失明の原因の上位を占める糖尿病性網膜症を引き起こしやすくなります。

高血圧性網膜症とは

高血圧によって網膜の毛細血管が狭くなり血液が詰まりやすくなります。

初期段階ではほとんど自覚症状はないため、なかなか気づきにくいです。

進行すると視界がチカチカしたり光が飛んで見える、急な視力低下などの症状がでてきて網膜の出血や浮腫が起きていることがあります。

小さな出血であれば数週間から数ヶ月で自然に吸収され、症状が改善することもありますが出血が広範囲にわたる場合は飲み薬やレーザーなどの治療を行います。

糖尿病性網膜症とは

糖尿病性網膜症も血糖値が高い状態が続くと網膜の毛細血管が細く血液が詰まりやすくなり出血を起こします。

出血すると網膜にかさぶたのような膜が張ってきて、これが原因で網膜剥離や緑内障を引き起こすことがあります。

糖尿病になってから数年から10年以上経過して発症するといわれていますが、かなり進行しないと視力低下や視界がかすむ、飛蚊症といった自覚症状が起きません。おかしいなと思ったらかなり進行していたということがよくあります。

初期症状の場合は糖尿病の治療と同様で血糖値のコントロールが中心ですが症状が進行すると止血剤(血液の流れを良くする内服薬)を処方し、さらに進行したらレーザーで眼底を焼くレーザー光凝固術や目の奥に注射をしたり、手術となる場合があります。

まとめ

それぞれ原因は遺伝もありますが、暴飲暴食や喫煙、ストレスによって引き起こします。

特に高血圧、糖尿病の方は気をつけましょう。どちらも患っている方は糖尿病性網膜症が悪化しやすくなります。

どちらも初期段階で症状が見つかれば改善することもありますので少しでも異常があれば早めの受診をしましょう。

高血圧や糖尿病を診断された方は定期的に受診すると安心です。

最後に

当院ではその他にも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下の回復も行なっております。目に関することで気になることがございましたらお気軽にご来院ください。

以上　千種区　本山の眼科　中村眼科クリニックでした