2023/08/14
皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
夏休み真っただ中ですが、皆さま楽しんでいらっしゃいますか。今日はお盆休みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。熱中症や事故に気をつけつつ、まだまだ夏休みを楽しんでくださいね。
さて、本日は夏休み中に外出先などで目に異常がみられたがすぐには病院に行けない、というときにできる応急処置のお話をさせていただきます。
外で遊ぶ機会が増えてくると、砂遊びなどをして“目に砂が入る“など異物が目に入る可能性が増えます。そのような時は絶対に目を擦らないでください。以下のように対処しましょう。
対処法①:まずは瞬きを繰り返してみてください。瞬きをすることで涙を分泌し、涙と一緒に目の外へ流出します。
対処法②:流水で洗い流してみてください。ただし、異物が目に刺さっている、痛みで目が開けられない、涙が止まらいなどの症状がありましたら、すぐに眼科を受診していただくことをお勧めします。
“外で遊んでいてものが当たり腫れてしまった“。そのような時は保冷剤やビニール袋などに氷を入れたもので目を冷やしましょう。この時にかゆみがあっても絶対に目を擦らないでください。
また、目が腫れてしまったが原因がよく分からないというときは、ものもらいや結膜炎などの可能性があり、結膜炎は他人に移るものもあるので、眼科への受診をお勧めします。
“鏡を見たら目が赤かった“など、目が赤いと気になりますよね。目が赤くなる原因はたくさんあるので、原因が何かを考え、対処しましょう。
上記と同様、結膜炎の可能性があるので、眼科の受診をお勧めします。場合によっては感染性の結膜炎の有無を調べる検査をさせていただくこともございます。
目を休めましょう。液晶画面を長時間見ていたり、細かい字を酷使していたことが原因で目が充血してしまうこともあります。
レンジで温めたタオルを目に当てて血行を良くすることもお勧めです。瞬きの回数が減ってしまうと、目の潤いが保てないので、瞬きの回数を増やすように意識していただくと良いかと思います。
ドライアイは目に合わないコンタクトレンズや眼鏡を使用していたことやアレルギー症状・生活習慣・生活環境が原因で起こることもありますので、ご不安な場合はご相談ください。
どのような時も同じことが言えますが、楽しいことと辛いこと(怪我など)は常に隣り合わせです。いかなる時に何が起きても冷静に対処できるようにこのブログをお出かけ前に読んでいただけると幸いかと思います。
また、その場では『大丈夫』でも後々『大丈夫ではなくなる』ことも少なくありません。できるだけ早くその場に近い眼科を受診するようにしましょう。
他にも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力回復にも努めておりますので、少しでも不安に感じた方はお気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした