クリニックブログ

2021/07/12

人間ドックで目の検査、何やるの?ご紹介します!

皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科中村眼科クリニックです

 

本日、7月12日は「人間ドックの日」だそうです。1954年の今日、日本で初めて「人間ドック」という検査が行われたことにちなんで制定されたとされています。調べてみると、この日はより多くの方に人間ドックの必要性を知ってもらい、受診していただくことを目的とした記念日と記載されています。人間ドックの“ドッグ”は英語で船の建造や点検・建設を意味する「dock」が由来となっています。船が出向する前に不備がないかどうかメンテナンスを受けることと、身体に問題がないかどうか精密検査をしてメンテナンスを受けるということを重ねてこのような名前にされたようです。昔は人間ドックではなく、「短期入院身体精密検査」という名前だったそうです。読売新聞の記者の方が短期入院身体精密検査を“人間ドック”と名付けたことから、この名前が広まったと同時に人々に定着し、現在もこの呼び名で広まっているようですよ。人間ドックはバリウムであったり、胃カメラであったり、正直受けようかどうか悩む方もいらっしゃいますよね。自分の将来のためにも、大切な家族や友人のためにも、何かあったときに早期発見・早期治療に進むためにも、人間ドックは定期的に受けるべきだと思います。この機会に受けてみてもよいかもしれませんね。

 

さて、本日は「人間ドックの日」にちなんで、人間ドックの目の検査部門ではどのようなことをするのかを御紹介していこうと思います。項目としましては主に3つあります。

 

1つめは「視力検査」です。検査は裸眼視力または眼鏡・コンタクトレンズのいずれかで検査をします。検査結果としましては、1.0以上は正常範囲・0.90.7は要注意・0.6以下は異常とされています。免許をお持ちの方は0.7以上の視力がないと運転ができないので、もし結果が0.6以下だった方は眼鏡やコンタクトレンズの度数を変える必要がある場合もございます。また、白内障やほかの目の病気が進行している可能性もありますので、一度眼科に受診して頂くことをお勧め致します。

 

2つめは「眼圧検査」です。目に空気を吹き付けて測定します。目を大きく開けていないと測定が難しいため、瞬きをしてしまったり、緊張して眼に力が入ってしまったりした状態だと数値が高く出やすいので、リラックスして検査をしていただくことがポイントになります。眼圧の数値が高いと“高眼圧症”や“緑内障”の疑いがありますので、精密検査を受けていただくことをお勧め致します。

 

3つめは「眼底検査」です。眼底検査は同行を広げる点眼薬を差し、カメラで写真を撮影して眼の奥まで調べる検査になります。この検査をすることによって、目の血管の様子や高血圧・糖尿病による合併症の有無、緑内障の有無などを調べることができます。異常が見られた場合には、症状によっては手術や眼科に通院いただくことをお勧めすることもございます。点眼後は個人差がありますが、46時間程度視界がぼやけてピントが合いにくくなったり、太陽や電気の光がまぶしく感じられたりします。この検査をする際はお帰りの車の運転が危険なので、公共交通機関を使って病院に行ったり、どなたかにお迎えに来ていただいたりしていただくことをお願いしております。また、コンタクトレンズ(ソフトコンタクトもハードコンタクトも)をお使いの方は、点眼の際に外していただくので、予備のコンタクトレンズや一時的に保管しておくケース、眼鏡をお持ちいただくと良いかと思います。この検査は健康診断を受ける病院によって検査の有無が異なりますが、今はほとんどの病院が無散瞳(瞳孔を広げる点眼薬を差さない)でカメラを撮影します。その場合はお車で病院まで行っていただいても大丈夫です。

 

いかがでしたでしょうか。人間ドックと聞くと、内臓に異常ないかを検査するイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、目も大切な検査項目の一つです。以前から何度も書かせていただいておりますが、目は一生ものです。歯のように一度生え変わったり、髪の毛のように抜けてしまってもまた伸びてくることはありません。このブログを読んで、少しでも「今年は人間ドックを受けてみようかな」と思ってくださる方がいらっしゃると、とても嬉しいです。また、人間ドックを受けた方で“眼科を受診してください”と記載があった方は、当クリニックでも診ることができますので、お問い合わせください。

 

その他にも当クリニックでは、お子さまの視力低下の回復、緑内障の早期発見・早期治療にも努めておりますので、何か気になることがございましたらお気軽にご来院下さい。

 

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした