クリニックブログ

2020/09/07

近視を予防・進行抑止する希望の光とは!?

こんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです。

9月に入り台風の影響もあり、天気が不安定な日々が続いていますね。急な天気の変化にも対応できるように、傘を常備しておこうと思います。

さて、今回は前回のブログの続きです。今回は近視の予防・進行抑止に関係している『太陽』についてご紹介します。

太陽が近視の予防や進行抑止に関係しているということは、世界各地での実験や研究により、明らかになっているそうです。オーストラリアでは屋外での活動が盛んなため、近視の方が少ないと言われています。台湾では20歳以下の8割の方が近視のため、ある有名な先生が政府を動かし、子どもたちに80分は屋外で活動してもらうようにしているそうです。しかし、太陽がなぜ効果的なのかは未だに解明されていないそうです。番組に出演されていた専門家も加わっているある大学の近視チームは、独自の研究で紫外線近くの波長の光が近視を抑止するのではないかという結論に至ったそうです。それが希望の光といわれる『バイオレットライト』です。バイオレットライトは紫外線に近い紫色の光で、バイオレットライトの隣はブルーライトになります。近視チームがヒヨコで実験を行ったところ、バイオレットライトを浴びていないヒヨコに比べて、浴びていたヒヨコの方が近視が抑止されていたそうです。動物の実験や分子メカニズム、治験などを行い、研究を進めているそうです。

バイオレットライトは太陽の光を浴びることにより、効果が期待できます。では、屋外と屋内では違いがあるのでしょうか。この番組ではある場所から中継を行い、どのくらい数値が異なるのかを実験していました。すると、屋外では4桁だった数値が、屋内の太陽の光が当たる場所だと3桁になっていました。屋内の太陽の光が当たらない場所は数値が0になっていました。バイオレットライトは直射日光を浴びるのではなく、窓を開けて光を取り込んだり、木陰へ行ってみたり、ベランダに出てみたりするだけでも良いそうです。太陽の光は人間の健康促進に重要なものなので、カットのし過ぎには注意が必要だと専門家がおっしゃっていました。

ちなみに、ブルーライトは目に悪いと言われていますが、ドライアイの方以外は昼間であれば、浴びても大丈夫だそうです。これはブルーライトに限らず、バイオレットライトも同様で、これらの光は我々の健康と直接関係しているそうです。

バイオレットライトの電気や光を通すガラスは現在、開発中だそうです。バイオレットライトは視力回復ではなく、あくまでも近視の予防や進行抑止に効果的であるということですが、少しの近視の方はもちろん、高度近視の方にもおすすめだということです。今後の研究が楽しみですね。

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。