2022/02/14
みなさん こんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック です
本日2月14日は、「バレンタイン」ですね。お父さんやお友達や恋人にチョコを渡すイベントですが、みなさんは誰に渡しますか?古代ローマのラペルカーリア祭では、くじ引きでパートナーを選んでいたそうです。国によってお菓子を渡したりと色々な風習があり面白いですね。
さて本日は、この時期から多くなってきている花粉症についてお話ししていきたいと思います。最近当院でもかゆみなので受診される患者さんが多くなってきました。鼻水や鼻づまり、くしゃみなど様々な不快な症状を引き起こす花粉症。実は食べ物によっては症状を和らげたりできる食べ物があるのはご存知でしょうか。今までは花粉症の詳しいブログを投稿してきていましたが、本日は花粉症の方が食べた方がいい食べ物をそれぞれ紹介していきたいと思います。
乳酸菌は腸内細菌のバランスを整えて便通を良くするなど、健康に役立つものの代表です。免疫機能にも深く関わっており免疫の過剰反応を抑える働きがあるため、花粉症の症状緩和に役立つと言われています。
ビタミンDは骨を丈夫にするビタミンとして知られていますが、免疫を調整する働きももっています。ビタミンDが不足すると花粉症のような異常な免疫反応を招くと言われています。
食物繊維は腸内環境を整えます。腸内環境がよくなると腸の免疫機能も向上するので、花粉症の症状改善が期待されます。
腸内環境を整える乳酸菌がたっぷり含まれたヨーグルトを食べる場合ら数日に一回まとめて食べるよりも毎日少しずつ食べてください。〈注意〉数日に一回まとめて食べるとお腹を壊す原因にもなります。ヨーグルトの上に食物繊維を含むきなこなどをのせるとより効果的です。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールに、花粉症を、緩和する効果があるとされていて、チョコレートを食べた人の血液を調べたところ、アレルギーに関わるリンパ球の働きが抑えられたことがわかったそうです。
ルイボスティーは抗酸化力の高いSOD酵素を豊富に含んでいて、このSOD酵素には体内の活性酵素を分解したり除去したりする働きがあるので、その効果を取り除くSOD酵素を含むルイボスティーには、花粉症改善効果が期待できます。またノンカフェインの飲み物のため、子どもや妊娠中の方でも飲むことができるので安心ですね。
味噌汁は、腸内環境を整える効果があります。味噌汁の中に野菜やわかめなどを入れることで、食物繊維やビタミン類を一緒に摂取することができるため花粉症対策にはとっておきです。
…など、花粉症と食べ物には意外な関連性があるんですね。
食べ物以外にも気をつけたい生活習慣でストレス•睡眠不足•お酒の飲み過ぎによって症状が重くなることもあります。そのため規則正しい生活を心がけ、バランスの良い食事をとることが大切です。
花粉症に良いとされる食べ物を食べることで症状を軽くする効果が期待できますが、症状が大きく変化する方は多くはありません。花粉症の治療について気になることがございましたら、お気軽にお問合せください。
他にも緑内障の早期発見•早期治療やお子さまの視力低下の回復にも努めておりますので、何か気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。