クリニックブログ

2020/02/11

緑内障早期発見のために~世界緑内障週間

我が街、千種区本山の眼科 中村眼科クリニック院長中村です。

暖冬続きの日常の中、観測史上最も遅い初雪を迎えた我が街もコロナウイルスの騒動でマスク姿の人々が目立ちます。ドラッグストアをはじめ、様々なところでマスク、手指消毒薬が品切れ続出で日常的に必要とする我々医療機関でもマスク、消毒薬が入手困難な状況です。困ったものですが、マスク着用、手洗い、うがいなど感染予防の意識がいきわたったのでしょうか、インフルエンザ流行が例年ですと目立つのに今年はインフルエンザにかかる患者さんが少ないそうです。何事にもプラスとマイナスの面があるのですね。

当院の日常では、花粉症が始まったかな?という感じはありますが強い症状を訴える患者さんはまだおられず、軽症例がぼちぼちという感じでまだ目立った流行にはなっておりません。去年の秋に、はやり目(流行性角結膜炎、伝染性の結膜炎)の流行がありありましたがまだ終息になっておらず時折単発的に認められます。強めのアレルギー症状は、はやり目の弱い症状と似ており誤診しやすいため、ウイルス検査を基本的に施行しております。早くはやり目の流行が終息することを願っております。

今年の抱負にも述べましたが、当院は緑内障の早期発見、早期治療にも力を入れております。

前にもブログで書きましたが、緑内障は日本の失明原因の三分の一を占める失明原因のトップに来る病気で、成人人口の4~5パーセント、100人に4~5人がなる病気であります。割と多くの人に見られますが、かなり進行しないとしないと自覚症状が出ないので人間ドックやコンタクトレンズやほかのきっかけで眼科を受診でもしないと早期に発見できず、見つかったときはかなり進行していて手遅れだったり、かなり障害が残ってしまうケースが多くみられます。もっと早く見つかっていれば、、、と嘆くことが多い病気です。緑内障は治りません、元に戻りません、できるだけ進行を遅くすることしかできません。昔は70歳くらいで寿命を迎えることが多く緑内障の視野障害が自覚的に困るほど進行する前に寿命を迎える方が多かったのですが、最近は80,90歳も珍しくない長寿社会となり、長生きされる分だけ緑内障が進行し、視覚障害に苦しまれる時間も長くなり、失明に至る方も増えました。

緑内障は早期発見、早期治療が大事なのです。そうした早期発見、早期治療の重要性を世界中に知らせようと「世界緑内障週間」いう啓蒙活動、キャンペーンが来月3月8日より始まります。日本の各地で緑内障の相談、検診、講演会、テレビ塔などを緑内障の緑にちなんだグリーンカラーのライトアップするイベントなどがおこなわれます。

長寿社会となった現在ですが単なる生存寿命と健康寿命は全く別物です。成人病を心配されるような年代の方々、健康に長生き出来るように皆様この機会に是非一度眼科検診をう受けてみてください。緑内障に苦しまれる方が一人でも少なくなるよう祈りつつ、、、

我が街、千種区本山の眼科 中村眼科クリニック院長中村でした。