クリニックブログ

2021/10/25

急激な視力低下の原因は”心因性視覚障害”かもしれません~お子さまもさまざまなストレスを抱えています~

皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです

残暑も終わり、涼しく過ごしやすい秋のシーズンですね。秋と言えば、「〇〇の秋」という言葉がいくつかありますよね。よく耳にする言葉で言うと“食欲の秋”・“スポーツの秋”・“芸術の秋”・“読書の秋”・“旅行の秋”などがあります。秋~冬にかけてはこたつの中で寝転がり、本を読みながら食べ物を食べるという景色が浮かびます。まさにいろいろな「〇〇の秋」が詰め込まれていますね。しかし、寝転がってばかりでは身体がなまってしまうので、適度に運動をし、病気にも負けないような身体づくりを心がけなければと思います。

さて、本日もお子さまの視力低下についてのお話をさせていただきたいと思いますが、今回は少し違った観点から考えられる視力低下についてのお話をさせていただきたいと思います。

その考えられる要因としては“精神的要因”です。今までこの要因に関しては読まれる方によって受け取り方が多種多様な部分もあると思い、ブログではご紹介していなかったのですが、新聞に記載された記事を見たので、これを機にこちらにも書かせていただきたいと思います。この先、少し受け入れがたいことも書かれているかもしれませんが、現代のお子さまの近視問題を少しでも改善傾向に向けるためにも、このような要因もあるのだと言うことを知っていただけたらと思います。

お子さまの視力低下と聞くと、ゲームやスマートフォンなどを見続けることや勉強をする際に机との距離が近いことなど、環境的要因を思い浮かべる方がほとんどかと思います。しかし、最近はそれだけが原因ではないと言うことが現実です。視力低下で眼科を受診し、検査をしても異常が見られない場合には原因のひとつとして「心因性視覚障害」の可能性があります。「心因性視覚障害」とは目自体には異常はみられないが、家庭内や学校などでのストレスが原因で視力が低下することを言います。これが原因で視力が低下するお子さんは突然その症状がみられるため、親御さんの中には驚かれる方もいらっしゃいます。この症状は特に小学生の女児にみられやすいです。

前に出したブログにも書かせていただきましたが、このご時世でお子さまにもさまざまな場面で我慢をさせています。親の観点からすると、子どものうちからさまざまなことを経験させたいという思いもあるかもしれませんが、お子さまによってはかえってその思いがストレスになっていることもあります。お子さま自身に興味があり、楽しく習い事や塾・学校などに通われている場合は良いかと思いますが、日頃のお子さまの表情を見て少しでも気になることがあった場合にはお子さまとリラックスしてコミュニケーションをとる時間を設けることも大切なのではないかと思います。

心因性視覚障害は一般的に言う視力低下とは異なり、目薬の点眼などの治療方法はありません。ほとんどの方は半年~1年半ほどで自然に治るとのこと。中には心因性視覚障害のほかに発達障害や情緒障害が関係しているお子さまもいらっしゃるそうです。お子さまがストレスを感じる場面はさまざまです。上記にもあるように普段からお子さまとコミュニケーションをとり、些細なことでも良いので会話をすることがとても大切になってくるのだということを改めて感じました。以前のように元気いっぱいにはしゃぐことは難しい状況にありますが、少しでもストレスを感じさせないような環境をお子さまに提供するのも親の努めなのではとも個人的に思います。しかし、親もひとりの人間です。子育てはお子さん第一になるので、疲れることも多々あるかと思います。自分自身をリフレッシュさせることもよりよい環境を作っていくためには大切になってくると思いますので、親御さんも適度にリラックスできる時間を作りましょう。理想に過ぎないことかもしれませんが、家族全員で協力し合って素敵な家庭を築けると毎日が少しは楽しくなるのではないでしょうか。

最後の方は個人的な思いを綴ってしまいましたが、少しでも読んで下さっている方に心因性視覚障害のことを知っていただけたのであれば、幸いです。当院では緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下の回復にも努めておりますので、気になることがございましたらお気軽にご来院下さい。お待ち致しております。

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした

 

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