2021.09.06 視力低下視力回復トレーニング
どうして目が悪くなるのか?!近視のしくみについて知ろう!
皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
学生の皆さん、楽しみだった夏休みもいつの間にか終わってしまいましたね。夏休みは好きな時間に起きて、好きな時間に寝る方も多いのではないでしょうか。生活リズムがくずれていた方も、徐々に生活リズムを戻さなければなりませんね。この間オリンピックが終わり、パラリンピックも昨日終わってしまいましたね。東京オリンピックでは野球・ソフトボールなどをはじめ33競技、東京パラリンピックではアーチェリーや車いすテニス22競技が行われていたそうです。みなさんはご覧になられましたか。様々な行事はあっという間に終わってしまい今年も残すところあと3カ月となりました。1年は長いようで短いように感じます。
本日はスポーツボランティアの日だそうです。2020年の9月6日に東京パラリンピックの閉会式が行われる予定で、スポーツボランティアの大切さを伝えていくことを目的とした福島・復興五輪・オリ・パラリンピック後夜祭が行われる予定だったことなんで記念日に制定されたそうです。毎日が記念日と言うだけに色々な記念日がありますよね。
さて、本日はオリンピックやパラリンピックを見るのに必要な目のしくみのお話をさせていただきます。遠くや近くのものが見えにくくなって眼鏡やコンタクトを装着しますが、目はなぜ悪くなるのでしょうか。物が見える仕組みは瞳から入り込んだ光が角膜と水晶体を通過したときに屈折し網膜で像をつくります。ものを見る時は見ているものにあたり飛んだ光を目で認識し、網膜で映し出しその情報が脳に伝達します。目の前後の長さが少しでも伸びてしまうとピントが合わなくなります。例えば近視の場合、網膜の前でピントが合ってしまい、物がぼやけて見えます。しかし、多くの方の場合、幼少期の頃は網膜より後ろでピントが合います。成長とともに目も大きくなりピントが合ってきますが、TVやゲームなど顔を近づけて物を見続けていると長時間近くを見ていることになり、最長期に伴いピントを後ろにずらそうとして目の前後長さが長くなってしまい、目が悪くなる原因になります。
原因としてPC・TVの見過ぎやストレス、コンタクトレンズや眼鏡が目に合っていないといったことでも視力は低下する可能性はあります。PCなどを長時間使い、近くの物を見続けていると脳が遠くの物を見やすくしようとし、目の構造を作りかえてしまいます。またTVをまっすぐ見ず、斜めに見ることも目が悪くなる原因のひとつです。目がゆがんでしまい、乱視になりやすくなってしまいます。最近は感染症などの影響もあり、外で遊ぶ機会が減り、スマートフォンなどを使う機会が増えてさらにお家にこもることが多くなりストレスがたまりやすい環境になっています。また、コンタクトレンズや眼鏡の度数があった物を使うためにも定期的な視力検査が必要ですので、定期的に眼科の受診をお勧めします。当院でも視力検査やコンタクト処方・眼鏡処方が出来ます。
その他にも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力回復にも努めておりますので、何か気になることがございましたら、ご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。