花粉症・アレルギー

今や国民病とも言える
花粉症・アレルギー
あなたは大丈夫ですか?

今や国民病とも言える花粉症・アレルギーあなたは大丈夫ですか?

花粉症は今や春の国民病と言われるくらいに増えており、他にも様々な原因でアレルギーを持つ方は、全体の1/3位いると言われています。
花粉症の症状は、原因となる花粉の飛散量が多ければ強く、少なければ軽いのですが、
中国からの黄砂やPM2.5などが重なると、症状が強くなりやすい傾向にあります。

日常生活で
見られる症状

  • 充血、かゆみ、粘りの少ないサラッとした目ヤニ
  • まぶたの腫れ、ただれ、カサカサ肌
  • くしゃみ、鼻水、のどの違和感
  • 皮膚のかゆみ、湿疹、ただれ、乾燥肌

    ※体調や生活環境、気候などにより変化致します。

季節性アレルギーと通年性アレルギー

アレルギーには大きく分けて、2つの種類があります。
スギの花粉が代表例となる、植物全般の花粉を原因とするアレルギー症状を「花粉症」と言います。
スギ花粉の他にも、ヒノキの花粉症やブタクサ、カモガヤなどの雑草による花粉症もあります。これらは、症状の出る時期が一定しており、「季節性アレルギー」とも呼ばれています。

もう一つは、ホコリやダニ、イヌ・ネコの毛など一年中身近にあるものを原因とする「通年性アレルギー」と呼ばれるものです。
通年性アレルギーは比較的症状が軽いのですが、繰り返したり、長く続くことで、アレルギー症状以外にもドライアイになりやすくなったり、まぶたの裏側がデコボコになり、角膜にトラブルが起きやすくなったりします。
自覚症状が強くないため、治療が中断されやすいのですが、合併症状やトラブルを出さないためにも予防的に治療を続けることをお勧めしています。

治療方法

通年性アレルギーの場合は、まず原因の特定が重要です。
原因がホコリやダニなのか、ネコなどの動物の毛、雑草、卵・大豆など食品なのか、
色々なものが考えられますので、原因は1つとは限らず2〜3種類ある方も多くいます。

治療方法としては、基本的にはアレルギーの原因を避けること、減らすことです。 その場合、花粉症の場合はメガネ(花粉症用)、マスク、帽子の使用も効果的です。

薬による治療

基本は抗アレルギー剤の点眼、点鼻、内服です。
症状が強い場合、消炎剤の点眼など色々と組み合わせを考えます。
内服は「眠くなるのでは?」「頭がボーッとなるのではないか」と心配される方もいますが、最近の内服は副作用の少ないものが多く、安心して服用していただけます。

予防的な治療が有効

花粉症は対症的な治療が多く強い症状が出てから、治療を始めても効果が実感されるまで長い時間がかかる方もいます。
症状が出る時期の半月程前より、事前に点眼、内服をしておくとアレルギー症状に予防効果があり、花粉症のシーズンを楽に乗り越えられることが報告されています。
当院にても、予防的治療を勧めていますので、ご心配な方は、お気軽にご相談ください。