クリニックブログ

2023/03/20

今年の春の花粉症は勢いがすごい?!

みなさん こんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック です

余談

もうすぐ春休みに入りますがみなさんはどこかお出かけされますか??先週の月曜日からマスクの制限がなくなり約3年ぶりにマスクなしの生活になりますが、外にでると花粉症もあってかまだマスクを着用している人の方が多く感じられました。

2023年今年の春の花粉症3月・4

さて本日は、今とても流行っている「花粉症」についてお話ししていきたいと思います。2023年今年の花粉症は過去10年で1番ひどいと言われており、花粉量も去年の2~4でとても花粉が飛散しています・・・。

当院ではかゆみの目薬、内服薬、点鼻薬などがとてつもない勢いで出ており、毎日痒みに悩まされている患者さんがたくさん来院されています。みなさま目がかゆい、鼻水が止まらないなどこの時期とても辛いと思います…。なので本日は、2023年春の花粉症」についてお話ししていきたいと思います。

なぜ花粉の時期になるとかゆいなどの症状がでる??

私たちの体には花粉という異物が侵入すると、それを受け入れるかどうか考え排除しようとする免疫機能が備わっています。この免疫機能は全ての物を排除するわけではありません。体にあまり害がない花粉やハウスダストなどでは機能しないようになっているのですが、アレルギー体質の方の場合、免疫機能が過剰に反応してしまって、却って害を与えることがあり、かゆみなどの症状を引き起こします。

花粉症の種類

3月から4月にかけて飛ぶ花粉は、

・スギ

・ヒノキ

・ハンノキ

・オオバヤシャブシ

…と言われており、特に「スギ」と「ハンノキ」は3月4月の半数以上花粉が飛んでいます。

スギ花粉

飛散時期は3月〜4月 症状:くしゃみや鼻水などの「鼻」の症状がとても強くなります。

ヒノキ花粉

飛散時期は3月〜4月 症状:目の痒みがとても強くでます。

ハンノキ花粉

飛散時期は1月〜4月 症状:目の痒みや咳など「のど」の症状が強くあります。

オオバヤシャブシ花粉

飛散時期は3月〜4月 症状:目の痒みや咳など「のど」の症状が強くあります。

基本的にどの花粉もこの症状が出たらこれは、「〇〇花粉」だと断定はできないので、自分がどの花粉の種類にアレルギー反応を起こしているか気になる場合は、アレルギー検査をするのをおすすめします。

花粉症対策はなにがある・・・?

1番効果があると言われているのはマスクの着用です。コロナ禍で日常的にマスクを着用しているかと思いますが、マスクの中にガーゼを貼り付けると花粉の侵入を防ぎ症状を抑えることができますので一度試してみて下さい。(個人差あります)

当院でのアレルギー検査

アレルギー検査には2種類あります。

①一定量の血液を腕から採取するもの。結果がでるのに数日かかり、結果の説明に再度来院して頂く必要があります。

②指先に小さな針を刺し、一滴にも満たない少量の血液を採取するもの。スギ・ブタクサ・カモガヤ・ヨモギ・ダニ・ゴキブリ・ネコ・イヌの8種類の原因に反応するかを調べます。少しチクッとしますが、小さなお子様でも受けやすく、20分ほどで結果がでますので当日中に説明でき、後日結果を聞きに来院して頂く必要はありません。

当院では、②の検査をしております。

まとめ

花粉症は目薬や飲み薬を服用していても、効果がでない時もあるかと思います。そんな方には2022年2月14日に投稿させていただきました、「花粉症にも症状を和らげることのできる食べ物がある?!」の投稿を見ていただければ、色々な食べ物、飲み物が花粉症に効果があると言われているので、是非ご覧ください。

また、病院に行く時間がなく薬局などで花粉症用の市販薬を購入し服用するのもよろしいかと思いますが、当院では患者様の症状に合わせて目薬・内服薬・点鼻薬を処方させていただいております。2023年今年の花粉症は去年の何倍もの花粉が飛散しており、症状も倍しんどいと感じている方が居るかと思われますがその症状が出る前に目薬・内服薬などの対策をしていると症状が軽くなる場合もございますのでお気軽にご来院下さい。

最後に

他にも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下にも努めておりますので、何か気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした

この記事を監修した医師

中村眼科クリニック院長 / 眼科専門医 中村 富雄

東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。

目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。

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