2023.04.24 花粉症・アレルギー
まだ花粉??目のかゆみや鼻水が続く原因は?!
ご挨拶
皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
余談
もうすぐGWですね。早い方は29日から9連休の方もいらっしゃるのではないでしょうか。今年のGWは久しぶりにコロナウイルスの規制もないので、皆さんお出かけや旅行など計画されているのではないかと思います。ただ、少しお天気が不安定ですね。せっかくのお休みなので少しでも晴れの多い連休になってほしいなと思うところです。
5月なのにまだ花粉??目のかゆみや鼻水が続く原因は?!
さて、話題は変わりますがスギやヒノキによる花粉症のピークは過ぎ、アレルギー症状が治まった方もいらっしゃると思います。そんな中、まだ症状が続いていたり、今になってアレルギー症状が出てきて気になっていたりする方はいらっしゃいませんか。その症状はイネ科によるアレルギー症状かもしれません。本日はイネ科アレルギーについてお話をさせていただきたいと思います。
イネ科花粉とは?
イネ科の中でも有名な植物といえば、『カモガヤ』や『オオアワガエリ』です。名前は聞いたことがあるという方もいらっしゃると思います。ここで言うイネ科はお米の“イネ”ではなく、外国から輸入された牧草の“イネ”を指します。日本では、河原や公園、道路脇などでよく見られます。寒さに強く、繁殖力もあるため、雑草のようにいたるところに生息しています。
イネ科の植物の特徴としては、背が高くお米のイネのようにほっそりとした形状が多いです。この時期からイネ科の植物の花が咲き始めるので、イネ科に対するアレルギーを持っている方は身体に何らかの症状が出てくると思われます。
カモガヤやオオアワガエリなどの特徴については2022年5月30日のブログでご紹介させていただきますので、そちらもぜひご覧ください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
症状や対策は?
症状としましては、スギやヒノキ花粉と同じで眼のかゆみやくしゃみ、鼻水・鼻づまり、皮膚の荒れ、のどのかゆみなどです。
対策としては、適切な薬の使用やマスク・メガネの着用、イネ科の雑草がありそうなところには近づかないようにすることなど、自分にあった方法を見つけましょう。
当クリニックでもアレルギー治療を行っておりますので、お気軽にお声掛けいただければと思います。
最後に
この時期は1日の気温差もありますが、日によっても気温がガラッと変わることも多々あります。その為、5月病と言う病気があるくらい体調を崩しやすいシーズンです。風邪の可能性もありますが、こうした花粉による症状かもしれません。
『いつかは治る』とそのままにしていると目の場合、春季カタルや角膜ビランといった重い症状にもなり得ます。少しでも『いつもと違う』という違和感がありましたら病院へ受診しましょう。
その他にも緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下の回復にも努めておりますので、眼に関することできになることがございましたらお気軽にご来院下さい。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。