2018.04.04 緑内障花粉症・アレルギー
眼科の人間ドックを
我が街、千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック院長中村です。
4月になり桜も散り、急に春めいてきました。気温も急に上がり暑いくらいですね。
今年の花粉症は大流行で、眼の痒み、目やに、充血、涙目を訴える患者さんがとても多く来院されております。皆様お加減いかがでしょうか?お悩みの方はどうぞ無理に我慢されずに早めに軽いうちに受診されますようお願いいたします。
4月新年度ということで色々な形でスタートした方々がおられると思います。新入生、新入社員、学生、お勤めの方々は健康診断、定期検診を受けられると思いますが「異常なし」と結果がでても安心できない場合もあります。眼科の領域では視力検査だけされることが多く、視力に異常が出にくい緑内障などは見逃されてしまうこともあります。人間ドックなどでは眼圧、眼底写真撮影をしますので見つかることが多くありますが簡単な検査だけでは見逃されてしまうことがあります。
会社の健康診断では異常なしのかたが花粉症で受診され、緑内障が見つかった方がことしの3月で二人おられます。自覚症状がなかなか出てこない緑内障のような病気は早期に受診される事がないため治療が遅くなり手遅れになってしまうこともあります。
緑内障は成人人口の4~5%にみられます。20~25人に1人が緑内障と診断されます。しかし早く見つかれば早く進行予防の治療を開始でき、生涯困ることなく過ごすこともあります。
かなり早期の段階で緑内障は診断できます。受診さえしてもらえれば。
緑内障はもっと早く受診していれば・・・と思う病気です。
緑内障の進行で苦しまれる患者さんが一人でも少なくなるよう、眼の健康を心配され受診される患者さんが一人でも増えるよう祈りつつ
我が街 千種区本山の眼科 中村眼科クリニック院長中村でした。