2022.11.14 白内障
白内障って入院するの?それとも日帰り?
皆さまこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです
余談
本日、11月14日は「世界糖尿病デー」だそうです。世界的に拡がっている糖尿病の脅威を多くの人々に知ってもらおうと、国際デーのひとつとして記念日に制定されました。また、14日はインスリン(血糖値を下げる効果がある)を発見したフレデリック・パンティング医師の誕生日でもあるそうです。糖尿病は特定疾患にも含まれており、目も関係しています。これを機に普段の生活習慣を見直したり、健康診断を受けたりすると良いのではないかと思います。
現在の白内障手術
時代の変化と共に医療の技術もかなり進化しています。昔であれば絶対と言って良いほど白内障の手術をするためには“入院”が必要でしたが、10月17日のブログでも書かせていただいたように今はほとんどの病院やクリニックさんが“日帰り”で手術を行っています。
いざご自身が手術を受ける際、どちらを選んだ方が良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。今回は入院と日帰り、それぞれの利点についてお話しをさせていただきたいと思います。今後、白内障手術の施行をお考えの方はこのブログを読んでいただき、少しでも参考にしていただければ幸いです。
入院の場合の利点
・術前の検査から術後、退院まで病院で、また同じ医師に経過をみてもらうことができる
・何度も病院と家を往復する手間がなくなる
・車いすの方や足元がご不安な方
・術後は施術した目を眼帯で保護するため、片目での生活がご不安な方や困難な方
日帰りの利点
・いつもの慣れた場所(自宅)で過ごすことができる
・仕事の都合に合わせて手術を行うことができる
・ペットのお世話ができる
・入院費がかからないので、手術費のみで済む
結局どっちが良いの?
上記に挙げたように、入院にも日帰りにもそれぞれの利点があります。どちらを選ぶのかはご本人様のご希望に合わせて選択していただければと思います。詳しい検査をさせていただき、目の症状や患者様のライフスタイルを考えた上で医師から助言をすることもあるかもしれませんが、最終的な判断をされるのはご本人様です。どうしても自分自身では決めきれず迷ってしまうと言う場合は、身近なご家族や白内障手術を経験されているお友だちなどに相談することも一つの手段かと思います。
最後に
10月17日のブログでもお話しさせていただきましたが、当クリニックでは白内障の手術は行っておりません。ですが、上記のようなご相談には対応させていただきます。患者様にとっては大きな決断となる事かと思いますので、気になることがございましたらお気軽にお声掛けください。
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当クリニックでは白内障の経過観察の他にも、緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下の回復にも努めておりますので、何か気になる事がございましたら、お気軽にご来院ください。
以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした
この記事を監修した医師
中村眼科クリニック院長 眼科専門医
中村 富雄
東京医科大学卒。名古屋大学環境医学研究所助手、犬山中央病院眼科医長を経て、中村眼科クリニックを開院。
目のことで心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
ご不安を和らげる笑顔と誠意をもってお応えします。