2017.06.26 緑内障
最新式機器OCTを導入しました
院長 中村です。
最新式機器OCT(光干渉断層計)を導入しました。
これは頭部や体を輪切りに撮影するCT検査と同じように眼球の
網膜と呼ばれるカメラのフイルムに当たる部分にレーザー光線を
当てることで立体的に写真を撮ることができる器機です。
この器機により今までの診察や眼底検査、眼底写真などの平面的な
検査では診断が困難だった網膜の微細な状態が立体的に捉えることが
できて、網膜のむくみや出血によるダメージの程度、範囲、深さや
老化に伴う変化や様々な眼の奥の病気の様々な状態や治療の前後、
手術の前後の変化が非常にわかりやすくなりました。
CTが脳外科をはじめ医療の世界にとても大きな進歩をもたらしたように、
OCTにより眼科の医療も飛躍的に進歩しております。
当院もこの器機を導入し、患者さんの診療に役立てております。
このOCTのおかげで手術のタイミングの判断や緑内障をはじめ色々な
病気の診断、治療がとても迅速、的確にできるようになりました。
器機の進歩に感謝しておりますが、私の脳は器機に比べあまり進歩しているとは
言い難くもっと精進せねばと反省しております。
千種区 本山の眼科 街の眼科の中村眼科クリニック
院長 中村でした