2017.12.16 緑内障
急性緑内障にご注意を!
我が街、千種区本山の眼科 中村眼科クリニック院長中村です。
クリスマスも近くなり師走の寒さに身を震わせる日々ですね。
当院の日常では今週は発作型の急性緑内障で来院された方が2名おられました。
緑内障は発作型の急性緑内障と徐々に進行する慢性緑内障に分けられますが、普段多くみられるのは徐々に進行する慢性型です。発作型の急性緑内障は寒い季節、60歳以上の女性に(男性でもなります)多く見られ、急激な眼圧の上昇に伴い眼痛、充血、カスミ、ぼやけと頭痛吐気などの症状がでます。、頭痛などの症状が強くて脳外科、神経内科などを受診され適切な眼科治療(点眼、内服、点滴、レーザー治療など)がなされずにいたら失明に至る場合もあります。治療に効果が出るゴールデンタイムが48時間といわれており早急な対応が必要な病気です。
緑内障はかなり進行しないと自覚症状がなかなか出てこない正常眼圧緑内障が一番多いのですがこちらは気が付きにくく発見が遅れがちになることが怖く、発作型は診断、治療を開始する時間的な余裕が少ないという点が怖い病気です。
このブログを読まれ、気になる方はどうか眼科の検査を受けて頂くようお願い申し上げます。
我が街、千種区本山の眼科 中村眼科クリニック院長中村でした。