2017.07.26 花粉症・アレルギー
ダニにご注意を!
我が街、千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック 院長中村です。
先日マダニの媒介する病気を持つ野良猫に噛まれた女性が重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という病気になり死亡されたというニュースがありました。ダニは色々な病気を媒介する日常生活の中でもよく見られる注意すべき生き物ですが普通は痒みが強い皮膚炎症状が主で、死に至るほどの重症例は珍しいと思いました。
ダニは通年性、慢性アレルギー性疾患の原因としてハウスダストアレルギーと双璧をなしており、とても身近な存在です。ある実験で、新聞紙の上で枕やクッションを数回はたいて紙上に落ちたものを虫メガネで調べてみたら十数匹のダニが見つかったそうです。畳、カーペット、厚手のカーテン、布製のソファー、ベット、布団、枕等々身近にダニは潜んでおります。温度、湿度が高いこの季節はダニが大発生しやすいシーズンです。掃除機をこまめにかける、枕、布団、クッションを日に当てて干す、通気をよくするなど気をつけましょう。アウトドアでの活動の際は虫除けスプレーなども忘れないでください。
体調を崩しやすい夏の季節を元気に過ごされるよう皆様お気を付けください。
我が街、千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック 院長中村でした。