クリニックブログ

2020/10/12

遺伝的な眼の病気もあります

みなさんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです

先週末は台風の影響でこの地域でも水曜日から雨が続き、やや強めの風も吹いていましたね。昨日は前日までとは打って変わって1日晴れとなり、気温も日中は9月に戻ったように暑かったですね。今週の週末はお出かけ日和になって欲しいと思います。

さて、今回は前回に続き、10月は秋の健康診断の季節ということで、お子さまに実施することの多い『色覚検査』についてお話していきたいと思います。まずは『色覚検査』についてお話していきたいと思います。色覚はものを正常に見るために、視力や視野と同じくらい重要な機能を果たしています。『色覚検査』とはそのような重要な役割を果たす色覚が正常に機能せず、色が異なって見えてしまう状態をいいます。場合によっては日常生活に支障をきたす可能性もあります。色覚異常には『先天色覚異常』と『後天色覚異常』があります。(下記をご覧ください)

【先天色覚異常】 ※男性の方が色覚異常になりやすい(女性はの1/10程度)

〇原因・・・遺伝的なもの。眼や髪と同じで、産まれる前から定められているもの。

〇症状・・・両眼性のため差はなく、進行しない病気。視力や視野は正常。自覚症状がない場合が多い。

〇治療・・・科学的に根拠のある治療方法はない。

【後天色覚異常】

〇原因・・・加齢や白内障、緑内障、網膜や視神経の疾患、精神的ストレス、薬による副作用 など

〇症状・・・病気の過程により左右差がある。片眼のみの場合もある。視力や視野に影響が出る場合もある。色覚異常の自覚症状はあるが、原因が加齢によるものだという自覚はない

〇治療・・・その病気によって治療方法が異なる。個人差があるため、異常や不安を感じたら早めに眼科を受診する。原因が加齢の場合で、黒と紺の区別ができない場合は色覚異常やその他の病気の可能性が高いので注意が必要。

色覚異常がみられた場合、警察官・自衛隊や航空・鉄道関係の運転を職種とする方、デザイン関係・塗装や食物の鮮度の選定など、わずかな色を識別する職種の方は就職できなかったり、難しかったりするそうです。

ご家族の中に色覚異常のある方がいらっしゃる場合、お子さまの色覚に異常を感じた方、その他にも職場から色覚検査を受けるよう指示があった方など、どんな方でもお気軽にご来院ください。色覚異常以外にも当クリニックでは緑内障の早期発見・早期治療やお子さまの視力低下にも努めておりますので、何か気になることがございましたら、ご来院ください。お待ち致しております。

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです