クリニックブログ

2021/12/13

若年者に増えてる?!~スマホ内斜視とは~ 

みなさん こんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニック です

 

本日1213日は「正月事始め」と言って、新しく迎える正月に新しい年神様を迎えるための諸準備を始める最初の日とされた日で、この日より大晦日までの31日までに正月の準備を進めていきます。この日から大掃除をしたり、もちつきをしたり、門松やしめ縄を飾ったり、お正月用のお供え物を買えそろえたりします。お正月の準備に向けて忙しい日々が始まりますね。お正月の準備は、なるべく28日までに終わらせるといいみたいです。もし28日までに終わらなかったら、29日(苦の日)を避けて30日にしましょう。31日に飾り付けや餅つきをうることも「一夜飾り」や「一夜もち」といって避けられるそうです。12月はいろんな日にいろんな意味があって興味深いですね。

 

さて本日は、スマホ急性内斜視(スマホ内斜視)についてお話ししていきたいと思います。スマホ急性内斜視とは、スマートフォンやタブレット、パソコンやゲーム機などのデジタル機器の画面を長時間見続けることが原因で片方の目の瞳が内側によって左右の目の視線がずれることを言います。斜視は眼球を動かす働きを持つ筋肉と密接な関係があり、目は物を見るときに眼球を内側に向ける内直筋(ないちょくきん)と外側に向ける外直筋(がいちょくきん)を緩めたり縮めたりして焦点を合わせます。急性内斜視になると、内直筋が縮んだままになり、遠くを見ても寄り目が戻らなくなり、両目の視線が一致しなくなり物が二重に見えるようになります。片目を隠すと 1つに見えるが、物の遠近感や立体感がつかみにくくなります。突然、目が内側に寄ってしまう急性内斜視という病気は昔からありましたが、ここ数年小児から若者の年代に増加している傾向があります。

その原因は、至近距離で長時間見続けているスマートフォンが原因だと考えられ、スマホはパソコンよりも目に近い位置で画面を見るため、長時間凝視すると内直筋が収縮したままになりやすいです。症状としては、寄り目になる他、ものが二重に見えたり、視力低下、眼精疲労、肩こりにも繋がります。また、物の遠近感や立体感がつかみにくく人や物にぶつかったり、交通事故にあう危険性が高くなります。お子さまの場合は自覚しづらいので、大人が異常に気づいてあげることが重要です。

 

急性内斜視の予防法としては、スマホなどの使いすぎが原因と見られているため、スマホの使用を控え多くても1時間から~2時間にし、近くを見るのをやめて目を休ませましょう。その他、遠くを眺めてやや目が外向きになる眼球運動もしてみましょう。近くの物を長時間見ていることが内斜視になる発端なので、30分間使用したら5分間休憩して遠くを見たり、スマホとの距離を意識して30センチ以上離して見るようにすることが大切です。ベッドやソファで寝ながらスマートフォンを見ていると画面が目に近づきますので注意が必要です。

もし、「黒目がいつもより内側に寄っているかも…」「スマホやゲーム機を使用中に物が2つに見えるかも…」と少しでも異常を感じるようであればすぐに眼科を受診しましょう。

 斜視のほかにもお子様の視力低下、緑内障の早期発見・早期治療に努めておりますので、お気軽にご来院ください。

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした

 

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