クリニックブログ

2023/02/13

冬真っ只中!雪による”視程障害”にご注意を!

余談

明日、2月14日は『バレンタインデー』ですね。皆さんは何か作る予定はございますか。今年は平日なので前日の週末に作られた方もいらっしゃるかもしれませんね。今は多くのお菓子屋さんがバレンタインにちなんだお菓子を販売しているので、一年のイベントの中で楽しみにされている方も多いのはないかと思います。私も久しぶりにお菓子作りをしようと考えているところです。

 

冬真っ只中!雪による”視程障害”にご注意を!

さて、本日はこの時期に起こり得る”雪”に関するお話をさせていただきたいと思います。

今シーズンは異常気象の進行のせいか、普段は降らない地域でも大雪となったり、一度に降る雪の量が多かったりと雪による災害も各地で起きていますね。この辺りもクリスマスイブの日は景色一面真っ白でしたね。最近も積りはしませんでしたが、何日か雪が降りました。

そんな降雪中に起こるのが”視程障害”という現象です。あまり聞き慣れた言葉ではないので、初めて耳にされる方も多いかもしれませんね。ウィンタースポーツに行かれる方やご実家が山のほうにあるという方は雪道に遭遇する可能性が高いので、参考までに読んでいただけたらと思います。

 

そもそも視程障害ってどんな現象?

視程障害とは空気中の雪などの浮遊物によって光が散乱・吸収・反射され、目に届く光量が減少してしまいます。目に入ってくる光が減少してしまうと周りの景色が見えにくくなります。これが視程障害の現象です。

降雪量や風量の強弱などの天候面や、高速道路や林道などの交通面といった状況によっても異なります。しかし、交通量が多い+悪天候といった組み合わせはとても危険なので、降雪地帯へお出かけされる際は事前のリサーチが重要です。また、この現象は降雪状態ではない場合でも起こり得ます。どんな天気でも油断はできませんので、気を付けていただきたいと思います。

 

特に視程障害が起こりやすい状態は?

このポイントを抑えておくだけでも実際にその場へ行った際にも対策ができます。

・気温が低い+風が強い とき

・路肩の雪が車体の高さを超えている とき

・雪を遮る建物や樹木などがない とき

・坂道や急カーブのある道を通る とき

・大型車の後ろを走行している とき

 

運転時に注意すること・対策法は?

対策としていちばん良いのはそのような道を通らないこと又は行かないことです。が、どうしても通らなければならないときもあるかと思います。以下のことに注意していただくとよろしいかと思います。

☆ライトを点灯する(かなり見えづらい場合はハイビームハザードをたく

☆スピードを落として慎重に運転する

☆車間距離を十分にとる

☆こまめに雪を落とす(安全な場所で行いましょう)

☆音楽を流している際は消音にするか小さめの音にする

☆ブレーキは早めに、ゆっくり踏む・ポンピングブレーキを活用する

 

最後に

普段書かせていただいている眼に関することとは少し観点が違ったかもしれませんが、雪の多いシーズンということもありご紹介させていただきました。視程障害のほかにも”ホワイトアウト”という言葉もよく耳にしますよね。ホワイトアウトも視界が不良になってしまう現象です。

降雪地域へお出かけを計画されている方は事前の対策やリサーチをしっかり行っていただき、安全かつ楽しいお出かけになるようにしていただきたいなと思います。

当クリニックでは緑内障の早期発見・早期治療、お子さまの視力低下の回復、アレルギー治療などに努めております。ほかにも目に関することで気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。

以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした

 

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