クリニックブログ

2021/01/11

緑内障は恐ろしい病気です~自覚症状が現れる前に早期発見・早期治療を~

皆さんこんにちは 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックです

 今日は「成人の日」ですね。ご成人される皆さま、おめでとうございます。今年は猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響もあり、成人式の延期やリモートで実施するなど、自治体によって異なる方法で催されるようですね。名古屋市は予定通り開催されるようです。皆さん感染対策をしっかりしたうえで楽しんでいただけたらと思います。

 さて、今回は目の病気の中でも特に恐れられている緑内障についてお話していきたいと思います。緑内障とはどのような病気なのかご存じでしょうか。緑内障とは視神経に異常が起こり、視野や視力に障害が起こる病気です。この病気は日本での失明原因第1位にもなっており、白内障のように手術によって治すことができません。発見されたら生涯付き添っていかなければならない為、進行を抑える治療(手術・点眼)が重要となります。緑内障は慢性的に起こるもの(開放隅角緑内障・正常眼圧緑内障)と急性的に起こるもの(閉塞隅角緑内障)があり、慢性的な緑内障はかなり進行しないと自覚症状がないそうです。急性的な緑内障は眼圧が急激に上がり、頭痛や吐き気・眼の痛み・充血などの症状が伴って起こることもあり、内科など他科の症状が診られることもあります。その為、急性の緑内障の診断が遅れて適切な処置が遅くなることもありますので、注意が必要です。自覚症状がある場合は、視野の一部が見えにくくなる症状が現れたり、視野が狭くなる症状がみられたりします。今回は緑内障の中でも最も多く診られる慢性的な“開放隅角緑内障”(正常眼圧緑内障)”についてご紹介します。

 開放隅角緑内障とは目の中の房水といわれる水の出口の隅角というところが広くなっていしまっている状態の緑内障です。慢性的であるため、ゆっくりと進行します。この病気は近視が強い方、高血圧や糖尿病の持病をお持ちの方もなりやすい傾向にありますが、主になりやすい方は“遺伝“が関係している方です。親や祖父母が緑内障で自分自身も緑内障になってしまうというケースもないわけではありません。比較的若い方でも緑内障と診断されることはありますが、40代以降の方に多く診断される傾向があります。眼圧が正常値よりも高い場合は病名が“開放隅角緑内障”となり、正常値である場合は病名が“正常眼圧緑内障”となります。次回は緑内障の検査方法や治療方法をご紹介します。

 目はモノを見て感じるうえで欠かせない一生大切なものです。その目を守るためにも、特に自覚症状がみられない緑内障は早期発見・早期治療が重要です。少しでも不安に感じた方はお気軽に当クリニックへご来院ください。その他にもお子さまの視力低下の回復やアレルギーの治療にも力を入れておりますので、そのような症状でお悩みの方もご来院お待ちいたしております。

 以上 千種区 本山の眼科 中村眼科クリニックでした。