2016.11.14 その他
はやり目の流行が~
千種区 本山の眼科 街の眼科の中村眼科クリニック 院長 中村です。
昨年秋から始まったはやり目(流行性角結膜炎)の流行が治まりません。
おまけに伝染力、症状の強さが目立ちます。充血、目やに、瞼の腫れが
主な症状ですが、治まるまでに約2週間ほどかかり、後遺症としての角膜(黒目)の
濁りが残ることも多く、視力低下が起きることもあります。
保育園、幼稚園などで流行が目立ち、職員、園児、兄弟、家族全員
が感染してしまう例が多数見られます。伝染予防のためかかってしまったお子さんは
登園禁止となり、お仕事を持つ親御さんがとても困ってしまう状況です。
登園OKですと早く診断してあげたいのですが、医者の立場としましては伝染予防の為
もう大丈夫と判断できるまでは慎重に経過観察して「申し訳ないけどもう少し頑張ってください。」
と言わねばならず心苦しく思っております。
例年の流行のパターンであれば2~3か月の流行で消退するのですが一年経っても
消退しません。ウイルスがどうやら新型らしく例年以上の猛威をふるっております。
早く流行が治まるといいのですが。
千種区 本山の眼科 街の眼科の中村眼科クリニック 院長 中村でした